令和3年第4回定例会にて一般質問を行いました。
大きく分けて4項目について質疑を行いました。
今回はAEDについて報告します。
AEDについて
(1)市内の配置状況について
(2)私立幼稚園、保育園、子供園への配置について
(3)サークル団体等への対応はどのようになっているのか
サークル団体とは、野球やサッカー、フットサル等スポーツ関係のサークル団体とします。(4)AED使用方法等についての市民の方へはどのように対応しているか
(5)AED配置場所等の周知等の市の対応について伺う
(1)市内の配置状況について
市の公共施設に65台、市内にある24時間営業のコンビニエンスストアに35店舗に設置している。
<再質問>民間施設に設置されている状況は
<答弁>AEDについては、設置後の届出義務がない状況。
<再質問>大型店舗等、またスポーツジム等への設置の依頼等はどうなっているか
<答弁>AEDの設置促進については、千葉県が「千葉県AEDの使用及び心肺蘇生法の実施の促進に関する条例」に基づき策定した「千葉県AED等普及促進計画」により、大規模商業施設やスポーツ施設等に設置を求めている。市としても、千葉県のこのような取り組みを市のホームページ等でお知らせし、AEDの普及促進について周知を図ってまいりたいと考えている。
市では、あまり積極的に動いていないように感じられました。
(2)私立幼稚園、保育園、子供園への配置について
市内私立幼稚園6施設のうち5施設に、
保育園22施設のうち16施設に、
認定こども園6施設のうち5施設に、
小規模保育事業所3施設のうち2施設に配置されている。
<再質問>設置は、義務ではないために私立での配置は、100%とはなっていなと考えるが、市としては配置に向けての依頼を行ったり、配置に向けての活動や、補助金等の考えはないのか?
<答弁>AEDの設置については、各保育園等の判断となっている。市としては、AEDの効果や設置状況等を保育園等に情報提供したいと考えている。補助金等については、「千葉県AED等普及計画」において、「今後、調査等によりAEDが必要と考えられる未設置施設や設置が進んでいない地域等があればAED設置が促進されるような政策的研究を行う」としていることから千葉県の動向を注視してたい。
印西市独自の施策等を行うように強く望みます。
(3)サークル団体等への対応はどのようになっているのか
※サークル団体とは、野球やサッカー、フットサル等スポーツ関係のサークル団体
市では、市が主催、共催、後援または協賛する行事および市民が主催し、かつ営利を目的としない行事に対し、無料でAEDの貸出しを平成28年度から行っている。
<再質問>サークル団体等が行う普段の練習等での貸し出しができるか。
<答弁>現在の貸出要綱に基づき貸し出しできるものと考えている。
<再質問>それでは毎回毎回練習の度に貸し出しをするとのことか。
<答弁>AEDを適切に維持管理し、機能の不具合を防止するためには、現在の貸出要綱に基づき貸し出する必要があるものと考えている。
AEDの必要性は認識しているが、どのようにすれば手に入るか、購入しなければならないのか?貸し出しができるのかがわからないと思われる。また、AEDが設置されていない所(例えば河川敷等)での活動ではとてもAEDを準備しての活動がしくい事を指摘しました。
(4)AED使用方法等についての市民の方へはどのように対応しているか
市民を対象としたAEDの操作方法や心肺蘇生法を学ぶ為の救命講習は、印西地区消防組合が実施している。このほか、印西地区消防組合では、「救急の日」及び「救急医療週間」に市内のショッピングセンター等に出向き、買い物に来られた方等を対象にAEDを使用した心肺蘇生法の体験コーナーを行ったり、いんざいふるさとまつり等のイベントに出向いて同様の体験コーナーを行うなど周知に努めている。
<再質問>印西地区消防組合や関係のご苦労には感謝しますが、スポーツ等を行っているサークル団体の方がいざとなったときの使用方法についての知識がまだまだ足りないと思うが、市としてはどのように考えているのか。
<答弁>スポーツ等を行っている団体を含め各種サークル団体等にいても、市民の皆様と同様、救命講習会やイベントに参加していただけるよう、印西地区消防組合と連携を図りながら、周知に努めていきたいと考えている。
いざとなった時の準備をもう少し市として考えて欲しいですね。
(5)AED配置場所等の周知等の市の対応について伺う
AEDの設置場所については、市のホームページ内で「ちば救急医療ネット」のホームページ内に「AED設置場所検索」のリンクを貼り、周知を図っている。
全体として
今回は、スポーツを行っている市民団体に向けてのAEDについて問題点を洗い出し少しでもいざという時の備えになうように市へ問題提議を行いました。
結果としては、県任せのように思われるので今後印西市としてのもう少し考えてもらいたいように強く訴えました。