議会個人質問
開催日:令和4年(2022年)9月7日
図書館の現状と今後の運営について
今回の私の質問の要点は以下です。
①正規司書の採用と10年増額がない図書費のUP
②書庫の早急な対応
③今「公共施設適正配置アクションプラン」では大森・小倉台図書館は指定管理者制度を導入をとなっている件。
今後「図書館協議会」で再度協議してもらい指定管理者制度の導入を再検討してもらうという事がメインです。
印西子ども文化連絡会の方が多数傍聴にきてくれていました。
みなさまありがとうございました。
印西市の図書館の市職員人員の構成を教えてください
図書館全6館の職員合計は
2022年9月時点で合計73名(うち司書32名)
正規職員は17名。
だそうです。
ここ数年、司書の採用がほとんどありません。また司書の人数も減少傾向にありますが、運営上司書が不足している現状と考えています。
この件に関してはどうお考えでしょうか。
司書は重要と考えています。任期付き司書の採用など対応しています。
なぜ「正規」職員採用を行っていないのですか?
現在、サービス充実に関する計画を作成中です。
今後、司書の役割を明確にしたい段階です。
司書の役割を明確にして「から」採用を考えたい、ということと捉えましたので、今後の採用や改善を期待します。
図書貸し出しや本の購入費について
2021年 印西市立図書館の貸出件数
個人:83万9,600点
団体:9,000点
購入・整備経費2,500万円
市民1人当たりの購入・貸出件数は減少傾向です。
人口は2001年と比べ1.7倍ですが、購入費は同額となっています。この理由についてどうお考えでしょうか。
1人当たりの図書購入費は減少しています。図書館では電子書籍のサービス向上に努めている。
市において図書館費は増額されていないようです。
しかし、10年前と比べ人口は増えています。
以前は、気軽に雑誌などを読む程度でも立ち寄れる市民が利用しやすい図書館だったのですが、現在は逆行しているような気がします。なぜ予算がほとんど増えないのでしょうか。
サービス向上に努めます。
増額は考えていないのでしょうか。
施設改修などでサービス向上に努めています。
もう少しサービス向上ができるよう予算の増額をお願いしたいです。
リファレンス業務について
利用者のリファレンスサポート需要の減少が見られます。
これには大森図書館やそうふけ図書館の改修の休館が影響していると見られます。
図書庫
図書館での書籍保管スペースに余裕がなくなっています。
書保管庫に余裕がないとのことですが、どのように考えていますか?
保管すべき図書が増えているため
・外部で借りることの検討。
・使われていない公共施設の利用を検討。
・適切な除籍を実施し、スペースの確保を検討。
できるだけ除籍はせずなるべく保管場所を確保していただきたいです。
司書の教育について
千葉県内でいくつかの研修会が開催されています。
そのいくつかに参加しています。
市民が望む図書館
憩いの場として気軽に利用しやすい地域に根差した市民生活の役に立つ図書館を目指したい。